Tamano City Drive Course
玉野市をぐるぐるっとまわるドライブコースをレポートします。− 東から反時計回りに、海から山へ、そしてまた海へのコースは約60km、運転時間は、ノンストップだと1時間ほど。今回は、寄り道しながらのんびり走りました。スタートは宇野港から。宇野港は、瀬戸内海に面する玉野市の入り口、そして対岸は香川県高松。港からは直島・豊島への船が出ています。JR宇野駅もすぐ近く。突堤は公園になっていて、釣りをするひともちらほら。ここから胸上港まで、ずーっと海沿いに走っていきます。晴れの日は、とにかく気持ちがいい。途中でカフェに寄ったり、お弁当を持って出かけても良さそうです。
海沿いの道が終わると、のどかな山間の集落に − 広々とした景色、遠くに山が見え、小川もあります。そこから少しの間、山道を抜けて進んでいくと玉野市と隣接する岡山市に出ます。ここまで来ると、コンビニ・スーパー、分譲団地のあるエリアになります。締切堤防で隔てられた児島湖沿いにJR八浜駅付近まで来ると、広い田園地帯になり。小道を縫って縫って行くと、国道30号線につながる大きな幹線に合流します。
国道30号線を引き返し常山・渋川まで − 大きなシンボルとなっている常山、岡山市南区と隣接しています。2020年までは電波塔としての役目もありました。30号線を玉野市へと戻り、玉野市教習所の前を過ぎて南下していきます。広い盆地がつづく荘内という地域を抜け、渋川動物公園やおもちゃ王国のある山道へと進むと、王子が岳の上り口、渋川海岸に出てきます。こちらはレジャーでも大人気、夏は多くの人で賑わいます。すっきりと晴れた日には対岸の高松市のビル群が見えます。
海沿いの中道を行くと三井造船が見えてくる − 日比精錬所を過ぎ交差点を曲がると、日比港に出られます。岬(明神鼻)のあるぽっかりとした湾です。観音院という大きなお寺のたもとに古くからの民家と、埋立によって出来た住宅街が広がっています。山を越えて行くとやがて、三井造船のクレーンが見えてきます。社宅が多く立ち並び、スーパーもいくつかあります。大きな体育館をすぎると、藤井海岸です。海上には直島が見えています、宇野港へと戻ってきました。
さて、玉野市をぐるぐるっとまわるドライブコース。いかがでしたでしょうか。実際に走ってみると、玉野市ってけっこう大きいんだな、と実感しました。点在するそれぞれの場所の歴史もとてもおもしろそうです。みなさんも、ぜひ訪れてみてください。